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外壁塗装をする際、コーキングはしてもらうべきなのか?

住宅街

 

外壁のリフォームで外壁塗装をする際、業者に見積もりも作ってもらったり相談して決めますよね。
そのようなとき、見積書にコーキングという文字を見かけたことはありませんか?
お値段もするし、コーキングなんてすぐ剥がれるのではないか?本当に必要なの?などと悩んだこともあるかと思います。
そこでコーキングの必要性についてお話しします。

 

コーキングのタイミング

そもそもリフォームで外壁塗装をする際、塗料を塗って終わり、というわけではありません。
工事の施行例ですが、壁を洗浄して補修を行い、コーキングをします。
その後養生をして窓枠などを保護してから下塗り、中塗り、上塗りと進んでいきます。

 
ということで、コーキングとは塗料を塗る前の段階で打ち直しするものなのです。
コーキングを怠ると、どんどん壁の間に隙間が開いてしまい、虫が侵入したり雨水が入ってしまいます。
それらを防ぐために外壁塗装の際にコーキングも打ち直して、固まったコーキングの上から塗料を塗っていきます。

 

下地処理の大切さ

また、このコーキングでは下地処理としてひび割れなどの経年劣化を補修することも大切です。
ひび割れたりカビたり錆びてしまっている上から塗料を塗ってもすぐに剥がれてしまいますので、下地処理をキチンとしてくれる業者を探すのも重要です。
もしかしたら、見積もり段階ではわからなかった劣化が見つかり、工期が伸びてしまうかもしれませんが、それでもしっかり処理してもらった方が良いです。

 

耐震性を上げる

そして日本は地震が多い国なのですが、コーキングには緩衝の効果もあるので地震対策にも効果的です。
建物が揺れた際にコーキングしていることで外壁のズレやひび割れを防ぐ効果があるんです。
コーキングは主にシリコンなどの樹脂が成分となっており、弾力と伸縮性があるので、揺れを吸収してくれる役割もあります。

 
家の耐震性をアップさせることはなかなか難しいですが、外壁塗装の際にコーキングすることで少しでも耐震性を上げられるならありがたいですよね。

 

おわりに

外壁塗装をする際、業者に相談して見積もりをしてもらい、急にコーキングの料金も追加されていたら驚きますよね。
ですが、こういった外壁塗装やコーキングについての知識があると、その施工一つひとつの大切さもわかると思います。
どのような塗料を使うのかも大切ですが、その前に塗料を塗る壁をきれいにしておくことも大切だということが伝わると嬉しいです。

2023.12.15